名門ゴルフコースがひしめく神奈川エリアにおいて、圧倒的な存在感と歴史を誇る「戸塚カントリークラブ」。
「資生堂・JAL レディスオープン」など数々のビッグトーナメントの舞台となってきた西コースの知名度は言わずもがなですが、今回ご紹介したいのは、真のクラシックと近代的な戦略性が美しく融合した「東コース」です。

東コースは、西コースに比べてフラットな地形でありながら、豊かな樹木と美しい池、そして絶妙に配置されたバンカーがプレイヤーの挑戦意欲を掻き立てるレイアウトとなっています。
昭和36年に開場した東コースの手綱を握ったのは、日本で初めて「ゴルフ場」に関する論文で工学博士号を取得した伝説の建築家・間野貞吉(まの さだきち)氏です。
日本ゴルフ界の草創期を支えた赤星六郎氏の設計理念を継承した間野氏は、相模と武蔵の国境に位置する複雑な尾根と谷の地形を巧みに見極め、自然の起伏を活かした18ホールを見事に配置しました。
一見すると伸び伸び打てそうに見えますが、落としどころを間違えると一変してシビアなアプローチを強いられます。
自然への敬意と計算し尽くされた戦略性が同居するこのコースは、歩みを進めるごとにゴルフ本来の知的な面白さを実感させてくれます。

250ヤードを超える伸びやかなドライビングレンジは、まるでそれ自体がひとつのコースのような開放感にあふれています。

本コースさながらのクオリティに整備されたアプローチ・バンカー練習場と広大なパッティンググリーンです。
戸塚特有の繊細なタッチや、砂質のしっかりしたバンカーからの抜け感を本番前に徹底的に確認できます。

大きな窓から緑豊かなコースを眺めながら過ごすレストラン。
数あるメニューの中でも、長年多くのゴルファーに愛され続けている伝統の洋食メニューや、旬の厳選食材を使った和食の仕立ては絶品です。
丁寧に仕込まれた深みのあるカレーやサクサクの洋食は、プレーで心地よく疲れた身体を心から満たしてくれます。行き届いた上質なサービスとともに味わう料理は、後半のラウンドへ向けた最高のエネルギーとなります。

西コースは、2グリーンをワングリーンにするための改修中です。オープンは、2026年11月の予定だそうです。
今回の東コースでのラウンドは、単なるプレーを超えた「記憶に残るゴルフ体験」を約束してくれます。
ゴルフを愛するすべての人に、ぜひ一度体感してほしいコースです。
















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