ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は神奈川県秦野市の「秦野カントリークラブ」からラウンドレポートをお届けしていきます。
PGM系列に属する同クラブは、丹沢山麓の南面に位置する山岳コース。全長6,551yardの18ホールはブラインドやドッグレッグが多く、OUTコースはかなりトリッキーな一方、INコースは意外と本格派の雰囲気を楽しむことができます。

スループレーやハーフプレーといった手軽なプランも用意
新東名高速道路「秦野丹沢スマートIC」から約8分の位置にある同クラブは、狭くてアップダウンも激しい山岳コース。

住宅街に掲示されている案内看板は、

ゴルフ場に近づくほど巨大化していきます。

急こう配のワインディングを駆け上がると、飾り気のないクラブハウスが現れます。

セルフ方式を採用する同クラブでは、まずは自分でキャディバッグをマスター室まで運んでいき、

その後にあらためてチェックインの手続きを行います。

チェックインの手続きは、PGMのアプリを使うとスムーズです。

スループレーやハーフプレーの場合、チェックインと同時に精算も済ませます。

この日のプレーフィは、平日の午後スルーで6,180円+ゴルフ場利用税800円=6,980円。
ドライビングレンジ(30球330円)を利用する場合には、その旨を伝えてコインを受け取りつつ、料金にプラスしてもらいます。

一方、ロッカーやお風呂の利用を追加することはできません。夏場の“風呂キャンセル”は無念ですが、予約プランの「注意事項」にも明記されているので致し方ありません。

なお、ロッカー自体は利用できないものの、ロッカールームで着替えることは可能です。

その他、今回は利用しなかった2Fのレストランでは、丹沢や秦野市街の眺望も楽しむことができます。
ベントの1グリーンを採用。ドライビングレンジが“空中”にある!?
今回はクルマの中で身支度を整え、最終調整へと向かいます。

同クラブでは、ベントの1グリーンを採用。この日のグリーンスピードは、「8.3ft」と遅めの設定でした。

パッティンググリーン×2面は、マスター室のすぐそばに用意されています。

練習用のグリーンはフラットですが、本コースのグリーンは傾斜が効いていて、2番ミドルでは4段グリーン(!)が待ち受けています。

ドライビングレンジは、駐車場の“空中”を利用して設置されています。

駐車場の片隅にある階段を下っていくと、

貸出ボールのマシンが現れます。

奥のネットまでは60yardしかないものの、ドライバーの使用も可能です。
リーズナブルな料金や利便性の高いスループレーは魅力的
それではティーオフ! 乗用カートはリモコン式。この日は、よりトリッキーなOUTコースの1番ミドル(レギュラーティから343yard)からスタートです。

このホールは打ち下ろしかつ左右のOBが近いため、ドライバーのコントロールショットあるいはアイアンを選んで、“おとなしくスタート”していく方が無難です。

しかも、グリーン手前の50yard付近にある木々は、高さこそないものの打ち上げになる分、微妙にスタイミーになるケースがあります。

続く2番ミドル(同317yard)は、打ち上げかつコース幅がどんどん狭くなっていくため、見た目以上に攻略が難しくなっています。

その最たる要因は、縦に長い4段グリーンです。この日のピン位置は、奥のもっとも高い段だったため、さらに難易度が増していました。筆者はこのホールで、思わぬ大叩きに見舞われました(涙)。

ひとつ飛んで4番ショート(同147yard)では、秦野市街の眺望が広がっています。

続く5番ミドル(同342yard)は、グリーンの手前まで打ち下ろしが続くため、予想以上にランを稼いでくれることがあります。

筆者の第1打は左のバンカー脇まで転がり、そこからのアプローチがなんとチップイン! 起死回生のミラクルイーグルが、浮上のきっかけになりました。

6番ロング(同453yard)を挟んだ7番ショート(同90yard)では、思わず「近っ!」という声が出るかもしれません。ここは手前の池だけ注意しつつ、ピンを大胆に狙っていい場面です。

前半ラストの9番ミドル(同360yard)は、2段グリーンが待ち受けていますが、すでに4段グリーンを経験しているので、大きな問題にはならないかもしれません。
ちなみに使用するティーグラウンドは、ほとんどが“人工芝”で、真夏でもティーが刺さりにくい状態でした。

トイレ休憩を挟みつつ、早々に後半のINコースへと向かいます。

いきなりのパー3となる10番ショート(同139yard)では、風景に惑わされることなく、グリーンに乗せることだけをシンプルに考えます。

ひとつ飛んで12番ミドル(同426yard)では、秦野市街に向かって豪快に打ち下ろしていきます。

続く13番ミドル(同344yard)は、左右のOBがグリーンまで続いているうえに、フェアウェイも2段に分かれています。狙い目は、よりフラットな左サイドのフェアウェイです。

さらに続く14番ロング(同588yard)では、予期せぬゲストと遭遇しました。

なんと野生のシカが、優雅にお散歩していたのです。

同ホールの打ち下ろしはセカンドショット以降も続き、左サイドを警戒しながら確実に前進していきます。

ひとつ飛んで16番ミドル(同305yard)は、番手を落としつつ右サイドから攻めていきます。

セカンド地点では、鳥居に目を奪われがちですが、グリーン周辺の深いバンカーには要注意です。

続く17番ショート(同132yard)は、強烈な打ち下ろし。

視線を下げすぎず、いつものアドレスでいつものスイングを心掛けていきましょう。

最終の18番ロング(同508yard)は広めのフェアウェイが続くので、ティーショットさえ成功すれば、一気に攻略がやさしくなります。

短いショートホールや人工芝のティーグラウンドなど、やや割り切った印象もある「秦野カントリークラブ」ですが、リーズナブルな料金や利便性の高いスループレーなどを考慮すると、バランスが取れているとも言えます。
好スコアを狙っていくなら、攻める場面と守る場面の明確な線引きがカギになるはずです。



















































