ゴルフを愛する皆さん、練習してますか?
今回は北海道千歳市の「千歳カントリークラブ」からラウンドレポートをお届けしていきます。
全長6,765yardのパー72で構成される同クラブは、一般的なOUT/INではなく、からまつ/しらかばコースという自然由来の名称を採用。
ドライバーを気持ちよく飛ばせるホールが多い一方、ベントの2グリーンは“硬いわりに遅い”ので、アプローチやパッティングで戸惑うこともあるかもしれません。

階段のスロープが“旅するゴルファー”をさりげなくサポート
「新千歳空港」から約30分、道東自動車道「千歳東IC」から約7分の位置にある同クラブは、雄大な地形を活かした丘陵コース。

丘の上に建つクラブハウスは、360度を見渡せる景色が広がっています。

クルマを横付けすると、スタッフさんがゴルフバッグなどを預かってくれます。

開場時間は、曜日によって微妙にバラついているようです。

柔らかなピンクに包まれるクラブハウス内は、リラックスムードを高めてくれます。

まずは受付です。チェックインの手続きは、「楽天GORA」のアプリを使うとスムーズです。
同クラブでは、チェックインと同時に清算も済ませます。また、練習場(30球300円)を利用する場合には、その旨を伝えて料金にプラスしてもらいます。

この日のプレーフィは、平日ランチ付きで7,670円+ゴルフ場利用税400円に、その場でロッカーフィ(300円)とボール代(300円)を加えた8,670円でした。

1Fのロッカールームに向かう階段には、スーツケース用のスロープも設置されています。
“下り”で活用するには相応のテクニックを要するものの、帰りの“上り”ではありがたみを実感するはずです。

ロッカールームは何の変哲もありませんが、非常にクリーンな印象です。

着替えの際は、練習場コインの持ち忘れにご注意ください。
“洋芝感”はかなり薄め。硬くて遅いグリーンはやっかい
準備を整えたら、最終調整へと向かいます。

クラブハウスの正面には、起伏が効いている大きなパッティンググリーンが設置されています。

グリーンスピードは「8.0ft」と、かなり遅め。
一方、コンパクションは不明ながら“かなり硬い”ため、手前から手前から攻めないと、予想外にオーバーしてしまうケースが多々あるはずです。

その右手には、アプローチ練習場も配置。北海道ということで「洋芝(ベント)」をイメージしていたのですが、同クラブの芝は野芝なのか、“洋芝感”は無いので拍子抜けするかもしれません。

ボール貸出機は、ゴルフバッグ置き場の片隅に設置されています。

ドライビングレンジに向かう道すがらには、細長いグリーンも設置されていました。

ドライビングレンジは、全長220yardの19打席。

左端には、フェアウェイに打ち出せるバンカーも設置されていました。
意地のニアピン&反撃のドラコンで“気合い”を注入!
それではティーオフ!
今回は筆者のホームである南総カントリークラブの諸先輩方(3組・11名)とともに、北海道ラウンドの初日に挑んでいきます。

この日は、しらかばコースの1番ロング(レギュラーティから470yard)からスタート。
左右の2グリーンは、ホールによって使い分けています。

乗用カートは自走式で、フェアウェイへの乗り入れも「可」です。

1番ロングは広々としたフェアウェイが続くものの、

グリーン周りは風景が一変し、とくに右グリーンの奥や右側は崖になっていて、OBも近いです。
その事実がカートナビで明示されていないので、出鼻をくじかれないようにご留意ください。

2番ミドル(同313yard)のティーイングエリア横には、かわいらしい小屋が設置されていました。
類似の小屋はコース内のところどころで見かけたので、雷鳴時の避難小屋なのかもしれません。

続く3番ミドル(同369yard)は、ドライバーの着弾点が打ち上げになっています。
景色にだまされているのか、北海道ゴルフの高揚感が影響しているのかは不明ですが、この時点では距離感が“バグった”ままです。

粘り気のある“洋芝感”は無い一方、とにかくグリーン面が硬いので、ショットやアプローチは普段より手前に落とすぐらいでちょうどいいはずです。

ちなみにコース内の各所では、高級ハチミツの原料にもなる「アカシア」の花びらが舞い落ちてきて、ちょっとした風情を楽しませてくれます。

6番ミドル(同366yard)は、センターの木と、右サイドの林の間がベストルートになります。

続く7番ロング(同462yard)は、やや打ち上げの右ドッグレッグ。

土手のすそに立つ「松の木」を目印に、気持ちよく振り切っていきます。

セカンド地点以降は、広々&ゆるやかな打ち下ろしが続いています。

さらに続く8番ショート(同150yard)では、唐突に発破をかけられます。

ならばとエールに従って、ピンを大胆に狙っていきましょう。

ハーフターンの9番ミドル(同374yard)もイケイケです。

ティーショットは左右ともにペナルティが無いので、たまには“マン振り”をかましてみるのも悪くないかもしれません。

北海道ゴルフといえば「スルー」が基本ですが、この日はスタート時間の関係でランチを挟んでいました。

メニューは7種類で、いずれもプラス料金ナシ。

「バラ寿し&かけそばセット」はどちらもミニサイズだったので、“腹パン”でカラダが回らなくなることはありません。

ちなみに事前予約が必要ですが、スループレーの前後にジンギスカンを楽しむこともできるようです。

後半の9ホールは、からまつコースの1番ミドル(同400yard)からスタートです。

同クラブは左右の2グリーンが基本ですが、このホールだけは大きな1グリーンになっていました。

ひとつ飛んで3番ショート(同156yard)では、またもや気合いを注入されます。

このホールでは風の計算が難しくなるものの、花道が大きく開けているので、手前から転がしていくマネジメントも考えられます。

続く4番ロング(同535yard)は、フェアウェイがスネーク状になっているので、各ショットでの“突き抜け”をケアしながら攻めていきます。

こちらはセカンド地点。
グリーンは、左方向へ駆け上がった先にあります。

さらに続く5番ミドル(同366yard)は、ブラインドホールになっていて、

セカンド地点から急激に打ち下ろしていきます。

ポンと飛んで8番ミドル(同370yard)は、ゆるやかな右ドッグレッグで、コーナーの内側に林が連なっています。

セカンド地点のアングルを考えると、ティーショットは左サイドがベターです。
右グリーンかつピン位置によっては、奥にある横長のバンカーがプレッシャーになるものの、縦距離をしっかり合わせていきたいところです。

9番ミドル(同390yard)では、再び“反撃”の看板が現れます。
「男を見せろ!!」という昭和っぽい言葉は、そのうち死語になるのでしょうか。

ちなみにティーイングエリアからは、ひとつ前の8番ミドルを見下ろすことができます。
ここでなんと、野生のウサギちゃん(赤丸)を発見!

人慣れしているのか、人を舐めきっているのか、まったく逃げる様子はありません。

気合いとリラックスのバランスが取れたところで、フェアウェイのど真ん中を狙ってティーショットを放っていきます。

というわけで、あっという間にラウンド終了。
雄大な自然美を楽しめる「千歳カントリークラブ」は、“洋芝感”が無い一方、とにかく硬くて遅いグリーンに感覚を狂わされます。
とはいえ、新千歳空港からの好アクセスやフレンドリーな料金を踏まえると、北海道ゴルフのウォーミングアップにうってつけかもしれません。

























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