神奈川県相模原市にあるメンバーコースです。
1955年に創設され、5年後に東西36ホールが完成し関東有数のクラブとなりました。
過去には、日本女子オープンや全米女子ゴルフ公式戦なども開催されるなどトーナメント・コースとしても有名です。
今回は、こちらも東コースをご紹介します。

クラブハウスに入ると、高い天井と広々としたロビーに驚かされるでしょう。
上品さと落ち着きが感じられるホテルライクの雰囲気が漂っています。
女性は任意ですが、男性はジャケット着用必須です。 入り口には、ジャケット着用のサインが大きく張り出されています。
右側には団欒できる応接間やプロショップがあります。

ウッド練習場は、200ヤード25打席です。
十分な距離があるので、ドライバーをしっかり練習できるのが嬉しいですね。

アプローチやバンカー練習場が充実しています。
ボールは、無料のボールが黄色いバッグの中に入っています。ボールをピックアップするレトリバーも一緒に持参しましょう。
ただ、冬場はラフもあまり良い状態ではありませんでしたが、こうした練習場が無料でできるところが、名門の良いところでしょう。

東コースは歩きのパー72で距離が長いのが特徴です。パー74を選択することもできます。
小寺酉二氏が当初はワングリーンとして設計しましたが、後に村上義一氏がツーグリーンに改造。ほとんどが砲台グリーンです。
全体的にフラットで、ホールは林でセパレートされています。どのホールも似たようなレイアウトですが、ガードバンカーを多く配置し難易度をあげています。池が絡むホールがありますが、それほど威圧感はありません。
名物ホールは12番で、最長のパー5です。レギュラー・ティーから561ヤードあります。
このコースはレディース・ティーはなく、フロントからでも504ヤードと距離はしっかりあります。ですので、女性にはチャレンジングなホールとなります。
ティーショットの正確性とアプローチの精度が試される、まさに戦略的なコース設計が魅力です。

レストランはとても広く、ゆったりとランチタイムを過ごすことができます。
麺類やカレー、チーズバーガーなどメニューは豊富です。
ランチタイムは約45分ほどです。東コースのIN1番ホールは少し離れているので、時間に余裕を持って出かけましょう。

2025年9月には、35回日本シニアオープンゴルフ競技会がここ東コースで開催されます。
開場70周年に相応しい、歴史に残るトーナメントになることでしょう。
そんなコースで、あなたもプロの気分を味わってみませんか。